機内食のコバナシ
Trivia

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01

機内食は味付けが濃い?薄い?

機内食は味付けが濃い?薄い?

機内食はメリハリのあるはっきりとした味付けで調製しています。なぜなら上空では、気圧の関係で人間の五感の一つである【味覚】が鈍感になるから。
航空機の性能向上により、地上と上空との気圧の変化はわずかとなりましたが、より地上と変わらない味に近づけるため、食材本来の味の濃淡を際立たせるような調理・味付けをしています。

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02

ステーキの焼き加減は絶妙!

ステーキの焼き加減は絶妙!

機内食は私どもの工場で調製した後、機内で再び温められてお客さまに提供されます。一度加熱したものを冷蔵庫に入れ、また食べる直前にレンジでチンしたらお肉が固くなっておいしくなくなってしまったという経験、皆さんもありませんか。
これを防いで機内でもおいしく召し上がっていただくために機内食会社は、ステーキ(※牛フィレ肉のみ)は温め直してもおいしく食べられるように、絶妙な火加減とタイミング仕上げています。
そして、そのお肉は単体で専用容器に入れられます。ステーキと添えられる野菜やソースは、それぞれ別の専用容器に入れられ、機内に運ばれます。

その後、機内にて客室乗務員の方がスチームオーブンを使用してお肉を再加熱します。お客さまによって、焼き加減に好みがありますよね。実はこれらは機内の客室乗務員さんによって調整されています。そして野菜やソースなどと一緒に盛り付けされお客さまのもとに。このように機内食は、機内で最高のパフォーマンスを出せるよう計算され調理されています。

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03

パイロットは専用のお食事を!

パイロットは専用のお食事を!

パイロットの方のお食事は、お客さまにご提供しているものとは少々異なっています。お客さま用のお食事はトレイに載った形で提供されますが、パイロット用は紙のボックスで提供されます。操縦席で膝の上に置いて食事を取るのですが、揺れでこぼれたりしないよう少々深さのあるボックスに入れられています。
中身はというと、パイロット3名のフライトでは3名とも別々のメニューのものが提供されているのです。これは、食中毒に万全の備えをするという観点から、同じものを食べないというポリシーに基づいています。
パイロットの方に来社いただき、試食の上、様々なコメントを頂戴する機会も設けています。実際のフライトでは、食べ終わったボックスに「おいしかった。ありがとう」などとコメントを書いていただくことがあるのですが、これがとてもうれしいですね。

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04

航空機が変更になると全てやり直し!?

航空機が変更になると全てやり直し!?

航空会社では各路線の特性に合った航空機を使用して運航しています。例えば、航空機には、ボーイング777といった「機種」と機内の座席を含む配置を定めた「コンフィギュレーション」と呼ばれる規格があります。機内食会社では、航空会社より事前に予定された機種とコンフィギュレーションで準備を行いますが、到着の遅れや航空機の不具合等によって予定されていた機種/コンフィギュレーションから変更になることがあります。変更後、同じ機種/コンフィギュレーションであれば変更作業はないものの、別の機種/コンフィギュレーションとなった場合には、搭載するアイテムの収納場所が変わったり、使用する搬入カートを変更したりと事前に準備していた作業のやり直しが発生します。こうした場合も、出発時間を遅れさせることなきよう、いつも以上に素早く、正確な作業を心がけて作業に従事しています。

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05

当社オリジナルサービスの提供!

当社オリジナルサービスの提供!

当社で行っている独自のサービスとして、「手作りのお品書き」を提供しています。
ファーストクラスやビジネスクラスで客室乗務員の方がお客さまにチーズの盛り合わせを提供しています。その際、最高のサービスの一助になれば!ということで、色鉛筆で描いた盛付イラストにチーズの特徴を記載したお品書きを制作しています。(※ファーストクラスのみ)当社社員が独自で始めたサービスで、とてもご好評いただいております。ご搭乗の際はぜひチェックしてくださいね。

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06

スペシャルなケータリング!

スペシャルなケータリング!

当社は通常搭載メニューの他に、チャーター便や何かイベントがあった際に航空会社よりオリジナルデザートのご依頼をいただくことがあります。例えば、リーグ戦で優勝したプロ野球チームのチャーター便に球団旗やマスコットをモチーフにしたオリジナルケーキをデザインし調製したものを搭載することもあります。当社のオリジナルケーキはとてもご好評いただいています。とにかく見た目が精巧で、社内でも毎回どよめきが挙がるほど。もちろん味もピカイチですよ。

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