安全・衛生管理

安全・衛生のために計算し尽されたシステム構築と運用

当社は、JALグループ企業理念や食品安全の考え方に基づき、お客さまに安全で安心、そしてご満足していただける機内食を提供するために様々な取り組みを行っています。

HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)に対する取り組み

メニュー開発、原材料の調達、調理、提供までのすべての過程において衛生管理を徹底しています。

衛生管理はHACCPの手法を用い行っています。社内監査はもとより、行政や専門機関の監査を受けています。要改善事項等は直ちに現場にフィードバックされ、常に改善が進められています。

工場は世界的な機内食工場の基準で設計されています。工場内はクリーンエリアとそうでないエリアに分けられ、調理から盛付までクリーンエリアで行われています。

自社検査室では専門の検査担当が、製品や原材料、器具などの微生物検査を行っています。検査結果はメニュー開発や原材料選定、現場の作業や手順にフィードバックされ、常に改善が進められています。

人的な部分では、全従業員に衛生ルールや基準の遵守ができるよう徹底して教育・訓練を実施しています。
さらに、食品安全に関わる人財の育成にも力を入れています。

  • クリーンエリア
  • クリーンエリア
  • 自社検査室
  • 微生物検査

東京都食品衛生自主管理認証制度の本部認証を取得(羽田工場・成田工場)

2017年3月、当社は食品関係施設の自主的な衛生管理を評価する「東京都食品衛生自主管理認証制度」に基づく本部認証を受けました。

「東京都食品衛生自主管理認証制度」は、HACCPの考え方に基づく衛生管理を評価し、第三者認証により「見える化」する仕組みで、食品関係施設の事業者が日々取り組んでいる自主的な衛生管理を積極的に評価する、東京都独自の制度です。

今般、当社の統括衛生管理システム全体と羽田工場・成田工場の2施設において、当社が定めマニュアル化した衛生管理の方法が認証されたもので、この本部認証は機内食会社においては初めてのことになります。

安全に対する取り組み

航空機にケータリングトラックを接着し、荷台を航空機のドアの高さまで上昇させ、そこから機内に機内食を搭載します。航空機に接着する・荷台を上下するときは、航空機にぶつけないよう細心の注意が必要です。

当社では、事故を防ぐため、ケータリングトラックの運転操作や搭載作業手順について、安全を最優先したルールを定めています。運転操作や作業手順を習得するためには、約3ヶ月に及ぶ運転操作訓練をマンツーマンで行い、訓練後には3回の社内試験を行います。その他、「安全パトロール」「ヒヤリハット活動」「危険予知トレーニング」など、日々様々な安全活動に取り組んでいます。

安全は安全活動という地味な努力の、一歩一歩の積み重ねでしか達成できないものです。
当社は、安全活動を業務の一環として日常的に取り組むことで、美味しい機内食を確実にお届けすることをお約束します。

  • 安全に対する取り組み
  • 安全に対する取り組み
PAGETOP