企画・開発

機内食は原則年4回メニューが変更となるため、それに向けてメニューコンセプトの決定など約1年前から準備を進めていきます。当社が調理・調製するメニューは、当社オリジナルメニューに加えて、今話題のスターシェフの監修メニューや様々な企業とのコラボメニューなど多岐にわたります。

機内では様々な制約がある中で、機内食会社である当社ならではの経験と発想で新たなメニューを航空会社へ提案しています。監修メニューやコラボメニューは、条件が違う機内で、地上のレストランと変わらない味でお客さまに提供できるよう調理方法の研究を行っています。

メニュー開発

お客さまに喜ばれるメニューを作る

当社のオリジナルメニューについては年2回プレゼンテーションを実施し、和食・洋食ともに季節を意識した提案を心掛けています。また、開発した商品は搭載時期よりも約半年前に決定するために、トレンドを見極め、ヒット商品を予測したメニュー開発を行っています。スタンダードなメニューから創作料理まで、お客さまに常に安心・安全でおいしいお食事を楽しんで頂けるように努めています。

その他、日本発便では日本を代表するシェフの監修によるメニューが提供されており、レストランの味を機内で再現するためにレシピの開発を行っています。機内食は調製後時間がたってから提供されることや、お食事を一度冷却してから機内で温めなおす点、更に機内がとても乾燥していることなど地上のレストランで食べる環境とは大変異なっています。そのため、レシピ通りに作っても地上と機内で同じ味になるとは限りません。キッチンで試作を繰り返し、監修シェフに味を確認していただきながら料理を作り上げていきます。機内で監修シェフ自慢の美味しいお食事を楽しんでいただけるよう、日々努力しています。

  • メニュー開発
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海外基地の機内食コンサルティング

海外発便の機内食にも当社の商品品質を

海外発便については、米州・欧州・アジア・オセアニア地域とそれぞれの地域により仕入れることができる食材やメニュー構成、さらにお客さまの嗜好が異なります。現地の事情を考えながらメニューを検討し、その後、担当シェフがJALコーポレートシェフとして現地に赴き、メニューを開発します。

さらにそのメニューが確実に提供できるよう、現地シェフに調理指導を行い、品質の向上に努めています。言葉や文化の違いがある中、各国のシェフにこちらの思い描く味を伝えることは難しく、特に和食の指導は苦労が絶えません。しかしながら、これもひとえにお客さまからの「おいしかった、ありがとう」の一言をいただきたいという一念で、力を尽くしています。

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メニュー開発事例

当社オリジナルメニューの開発の様子や様々な企業や学校とのコラボ企画についてご紹介します。

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