国際線機内食の調製

機内食を通して最高の空の旅を演出する

空の上でも味わい深いお食事をお客さまに召し上がっていただけますよう、四季折々の味覚を提供し季節を感じられるよう常に意識しています。モットーは「安全で高品質な機内食」。航空会社の最高のサービスの一翼を担うべく、「食」を通じてのお客さま満足を追求しています。

また、私たちは、日本そして世界から取り寄せた上質な食材を用いて、ご搭乗クラスや路線毎に多様なメニューを調製しています。繊細な味付けや盛り付けに対するきめ細やかな気配りは、我々が得意とするところ。調理人一人ひとりの手や冴えた感性こそが命。多くのお客さまにお届けする機内食だからこそ、一つひとつを丁寧にお作りしています。

ホットキッチン

ホットキッチンでは野菜のカットや肉・魚の下処理、そしてその名の通り火を使った調理を担当しています。当社は毎日何千食もの機内食を調製していますが、野菜のカットや肉・魚の下処理は完成品の品質を大きく左右すると考えているので、一つひとつ人の手によって行っています。

そして機内食は上空で再加熱するために、機内で最高の状態になるよう、計算された絶妙な焼き加減で調理し、衛生面でも徹底した温度管理による調理を行っています。

コールドキッチン

コールドキッチンは主に火を使わない調理を担当しています。ホットキッチンで調理された食材を全て同じ大きさに切り分けて味の調整を行ったり、フルーツやチーズなども各々もともとのサイズからカットしたりして、お客さま一人ひとりに高品質のお食事が提供できる様に努めています。特に客室乗務員の方の盛り付けの仕方などに配慮しながら、常に完成品のイメージを持って調理を行っています。

ペストリーキッチン

ペストリーキッチンではパン（ブレッド）とデザートを調製しています。ブレッドは生地から練り上げた自家製です。ソフト/ハードなど多種多様なパンを焼き上げており、皆さまより大変ご好評をいただいております。デザートは洋菓子だけにとどまらず、和風スタイルなどおいしさだけでなく、とても繊細な仕上げによりビジュアルでも感動を提供しています。